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【滋賀大経済】コア科目の選び方|絶対知りたい話

  • 執筆者の写真: Vicle 編集長
    Vicle 編集長
  • 2020年4月12日
  • 読了時間: 7分


 こんにちは!大学生にちょっと役立つ情報を提供する、Vicle編集長です!

 

 今回は、滋賀大経済学部の学生なら絶対に一度は聞いたことのある「コア科目」のお話です。「コア、コア」とよく言うものの、実際どの科目を取るべきなのか、そもそもコア科目って何なのか、よくわかってない人も少なくないはず。


 今回はそんな「コア科目」について、改めて調べてわかったこと、そしておすすめのコア科目など、役立つ情報を惜しみなくお伝えします!

 滋賀大生なら聞いて損はないはず!ぜひ最後までご覧ください!




1.コア科目って何?


コア科目とは?


 ではそもそも、コア科目とはどんなものでしょうか。コア科目には以下の12科目があり、それぞれ2単位です。科目名に「B」が付くものは、同様の科目名に「A」が付くものの発展篇です。


 ・ミクロ経済学A

 ・ミクロ経済学B

 ・マクロ経済学A

 ・マクロ経済学B

 ・コア政治経済学

 ・統計学A

 ・統計学B

 ・社会経済史

 ・経営学

 ・簿記会計

 ・法学

 ・論理学


なぜ大事なの?


 ではなぜ、コア科目が大事だと言われるのでしょうか。その説明には、「進級要件」と「卒業要件」が関わってきます。


 「進級要件」とは、2年次から3年次に進級するために満たさなければいけない条件のことです。また、「卒業要件」とは大学を卒業するために満たさなければならない条件のことです。

 その2つの要件の中でも特に重要なのが、コア科目の修得です。滋賀大学経済学部の「学修navi」(2019年版)には、コア科目の修得について次のように書かれています。


【昼間主コースの場合】12科目の中から、進級のためには6科目12単位修得することが必要です(卒業要件も同じ単位数ですが、別途、類型における指定科目が定められています)。

【夜間主コースの場合】12科目の中から、卒業のためには3科目6単位修得することが必要です(別途、類型における指定科目が定められています)。


 つまり、コア科目を指定された数以上、修得しなければ3回生に進級することができず、さらに類型によって定められた科目を履修していないと、大学を卒業することができません。

※夜間主の場合、どちらも卒業要件です。




2、コア科目の選び方


 では、いざコア科目を履修する際、12科目の中からどのように履修を決めれば良いのでしょうか。その方法について、ご説明します。


自分が単位を取りやすい科目を選ぶ


 当たり前の話ですが、進級要件や卒業要件を満たすためには、ただ履修すれば良いのではなく、単位を取得しなければなりません。

 昼間主の学生であれば、2回生の秋学期までに指定された単位数を修得できなかった場合、3回生への進級ができず、その時点で留年が決定します


  コア科目は大学での勉強の基となる科目です。科目によって違いはありますが、どれも決して簡単ではありません。確実に単位を取得し、留年を避けるためには、自分が単位を取得しやすい科目を履修しましょう。


 授業の概要は、successの「シラバス検索」から確認することができます。その内容をきちんと確認し、自分に向いているのかどうかを確かめましょう。

 また、その授業を履修したことのある人に、感想を聞いてみましょう。その際「自分は数学が苦手」といったような情報を伝えるとさらに良いかもしれません。


参考にできる指標


 科目を選ぶ際、参考にできる指標があります。それは、昨年度の「履修者数」と「単位取得率」です。

 SULMSでは、コア科目を含む一部科目の履修者数と単位取得率が公開されています。以下のリンクよりご確認いただけます。


※SULMSへのログインが必要です


 ただし注意しなければいけないのは、必ずしもこれが難易度を示すとは言えないことです。このデータはあくまで一学期分だけのデータです。学期によって数値の上下はあるでしょうし、授業内容も年々変化しています。

 また、通年開講される科目もあれば、春学期か秋学期のどちらかにしか開講されない科目もあります。当然、通年開講される科目の場合は履修者が分散して、数値上では履修者が少なく表示されるでしょう。他にも、履修者数が極端に少ない科目については、主に別の学期(秋学期)に開講された科目である可能性があります。


 このように、指標としては問題の多いデータですが、それを踏まえた上で、あくまで参考としてこのデータを活用することはできます。

 次項で実際に「履修者数」が多い科目と、「単位取得率」の高い科目を見ていきます。




3、「数字」でみるおすすめのコア科目


 では実際に、「2019年度春学期 コア科目等単位取得率」を見ていきます。下の表は、「2019年度春学期 コア科目等単位取得率」からコア12科目のみを抜粋し、履修者数の多い順に並べたものになります。


 履修者数の多いものから、法学、統計学A、経営学の順に並んでいます。履修者数が少ない、マクロ経済学Aや論理学については、再履修者向けなど、一般の開講ではない何らかの形で開講されたものであると考えられます。


 次に、以下は同じ表を単位取得率の高い順に並べ替えたものになります。

 単位取得率の高いものから、社会経済史、法学、経営学の順に並んでいます。

 しかし、本来難易度の高いはずのB科目が、A科目よりも上位になっています。これは、A科目を多くの人が安易に履修するのに対し、B科目は自信のある一部の学生しか受講しないからだと考えられます。


 この2つの数値で順位付けした際に、どちらの数値でも上位6番目までに入る科目は以下の5つです。


・社会経済史

・法学

・経営学

・マクロ経済学B

・統計学A


 繰り返しになりますが、A科目ではなくB科目がランキング上位となっている科目があります。やはりこのデータをもとに正確な「難易度」を表すことはできません。あくまでも、参考程度に考えていただければと思います。




4、「評判」でみるおすすめコア科目


 では次に、何ら数字には基づきませんが、学生の「評判」によってコア科目を見ていきます

 数人への聞き取りや、私がこれまで聞いた話、私自身の履修経験などをもとに、おすすめできるコア科目は以下のものです。


法学

 この科目は、他の法律系科目(労働法や民法)を履修するための予備知識を身につけること目指す科目です。法律の条文の読み方や、表記のルールなど、少し細かくややこしい内容ではありますが、その分丁寧に授業を進めていただけます。

 私も1回生の春に受講しましたが、馴染みのない法律の分野を、新鮮な気持ちで楽しみながら学ぶことができました。


経営学

 経営学の分野の基本的な内容を取り扱います。「経営」と言っても、企業の経営に限った話ではなく、チームや組織の運営に関わるなら役に立つ知識を幅広く学ぶことができます。

 人のモチベーションを上げる方法や、組織の構成など、知っておいて損のない知識ばかりです。実際の企業の例などを多く取り上げるので、様々な理論をわかりやすく学ぶことができます。


論理学

 名前は難しそうですが、実際に履修経験のある人は「そんなことない」「楽しかった」と口を揃えて言う科目です。「待遇」や「逆」といった、高校の数学Aに似た内容が取り扱われます。複雑な計算をする訳ではありませんので、数学が苦手な人にも十分おすすめできる科目です。


マクロ経済学A

 マクロ経済学Aには、コアセッションと呼ばれる演習の時間があります。コアセッションでは、SA(スチューデント・アシスタント, 現役学生が務める学習サポーター)が問題集を使ったテスト向けの授業を行います。また、SAは時間を決めて自習室に待機していますので、自由に質問に行くことができます。

 単位取得のためのサポートが充実していることから、おすすめできる科目です。




5、まとめ


 いかがでしたか?経済学部の学生なら絶対気になる「コア科目」について、理解を深めることはできたでしょうか。

 今後もVicleでは、滋賀大生に役立つ情報を、どんどん発信していきます。TwitterやInstagramをフォローして、次の記事をお楽しみに!最後まで読んでいただき、ありがとうございます。それではまた、次の記事でお会いしましょう!



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 記事の中でご紹介した授業については、例年の傾向から難易度や特徴を示すものです。オンライン授業が採用される2020年度春学期については、授業の内容などが大きく変わる場合もありますのでご理解ください。

 またこの記事は滋賀大学の公式見解ではなく、あくまで学生個人の意見を掲載するものです。履修に際しては大学からの案内などを十分に確認し、間違いのないように登録を行ってください。




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