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【新入生必見】オンライン授業でも、滋賀大生はどう友達をつくったのか

  • 執筆者の写真: Vicle 編集長
    Vicle 編集長
  • 2021年3月8日
  • 読了時間: 6分


 こんにちは!大学生にちょっと役立つ情報を提供する、Vicleスタッフです。

 まずは新入生のみなさん、合格おめでとうございます。これから始まる大学生活に胸を膨らませているのではないでしょうか。


 昨年度(2020年度)は、滋賀大学も新型コロナウイルスの様々な影響に翻弄される一年となりました。20年度の新入生は、数々の新歓イベントが中止される中、完全オンライン授業の大学生活をスタートさせることになったのです。

 そんななか最も多く聞かれた不安が「友達づくり」に関するものでした。同級生たちと仲を深めるどころか、実際に会う機会すら奪われた20年度入学生たちは、一体どのようにして友達を作ったのでしょうか。


 この記事では、数名の20年度入学生たちにインタビューを行い、その結果をもとに「オンライン授業での友達づくり」の実態を明らかにします。この記事が、これからオンライン大学生活を始める皆さんにとって少しでも役に立つものになれば幸いです。



1.友達ができる場面


 20年度入学生が友達を作った場面には、いくつか共通するものがありました。それを以下に紹介します。


(1) 新歓


 最も多い回答は、新歓で友達を作ったというものでした。


 新歓とは、「新入生歓迎」や「新入生勧誘」といった言葉の略で、一般的には、様々な部活・サークルが企画する新入生向けのイベントを指します。これらのイベントには数人から数十人の新入生が集まるため、友達を作るには絶好の機会です。

 例年は新歓といえば食事会が定番でしたが、20年度は体験会や、オンラインでの交流会が中心となりました。


 21年度も様々な新歓イベントが開催されますので、友達作りのためにはぜひ参加した方が良いでしょう。


(2) アルバイト


 アルバイトを通じて友達を作ったという声も多くありました。大学生活がどれだけオンライン化しようとも、アルバイト先には対面で行く人がほとんどでしょう。

 定期的に同じアルバイトの仲間に会うことになりますし、上手くいけば良い友達になることができるはずです。


 また、アルバイト先によっては滋賀県立大学の学生と友達になることができた、という声もありました。これはアルバイト先の立地(滋賀大に近いのか、県立大に近いのか)によっても変わるようです。


(3) 授業


 授業を通じて友達ができた、という声も少なくありませんでした。


 滋賀大学の1年生は、週4〜5回ほど、少人数で言語や体育の授業を受けることになります。各授業、40人程度の決まったメンバーで1年間授業を受けるので、そのなかで友達を作ることもできるでしょう。


 秋学期(後期)になって解禁された対面授業で仲を深めたという意見が多かったのですが、春学期(前期)のオンライン授業で友達ができたという声もありました。


 また、少人数授業の後の時間帯に授業を入れないでおく(空きコマにしておく)ことで、授業で会った友達同士でそのまま一緒に過ごしたりすることができる、というアドバイスもありました。


 ただし注意すべき点として、一部には少人数クラスでありながら、先生が一方的に話すだけの授業もあります。その場合少し友達は作りづらくなるようなので、事前にシラバス(授業計画)の確認をするのが良いでしょう。


(4) 部活・サークル


 部活・サークルではより深い仲の友達を作ることができるようです。


 部活・サークルの仲間とは共通の話題が絶えませんし、定期的に会ったり、話したりする機会があるので、友達は作りやすいでしょう。


 深い仲の、長く続く友達を作るのであれば、部活・サークルに入ることも良い選択となるはずです。


(5) その他


 その他にも、様々な友達の作り方がありました。


 まず、地域連携室で様々な人と知り合い、友達になったという話がありました。地域連携室とは、滋賀大学の「地域連携教育推進室」のことで、学生の主体的な活動・チャレンジを応援してくれる場所です。

 様々な考えやアイデアを持った学生が集まるので、気の合う人に出会うことができるかもしれません。また、地域連携室では上回生の知り合いも作りやすいようです。


 また、SNSを活用して友達を作ったという声もありました。新年度には「#春から滋賀大」といったハッシュタグをつけた投稿が目立ちます。まずはなるべく多くの人と知り合うという意味でも、そういったハッシュタグを目印に、自分と似た境遇の人を見つけてみても良いかもしれません。

 実家暮らしの学生は登校の機会が少ないため、SNSを活用することが重要だという意見もありました。


 さらに、データサイエンス学部は、「自主ゼミ」によって友達を作ったという声がありました。一緒にデータ分析などを行うので結束力が生まれ、共通の話題で盛り上がることもできるようです。


2.20年度入学生からのアドバイス


 20年度入学生の皆さんに、これから大学生活を始める新入生へのアドバイスを聞いてみました。


(1) とにかく話しかける


 「友達欲しいな」と思っているときに話しかけられると、嬉しいし、よほどのことが無い限りマイナスのイメージは生まれないので、とりあえず声かけとけばいいと思います。(経済学科)


 友達ができやすい時期に、積極的にいくのも大事! (DS学部)


(2) 友達はきちんと選ぶ


 良い意味でも悪い意味でも大学生活、自分の周りの環境で決まるので、(どの方向にも)偏ったところに全振りするのはあんまりおすすめじゃないです。(←超個人的な見解です。好きなように生きて下さい。)(経済学科)


 大学では、高校と違い大学内で知り合いに出会う回数が少ないため知り合いでもかかわりを持たない人とは全くかかわらないです。そのため、多くの人と知り合いになることも大事ですが、少しの人との深い関係を築く方が大切だと思います。実際私は同級生の友達は10人くらいですが、大学生活は楽しいので、そこまで焦って友達を増やそうとする必要はないと思います。(企業経営学科)


(3) なんとかなる


 大学って、高校までのクラスがなくて、友達とか作りにくいと思うかもしれないけど、1人でも友達作れば、そこから派生することも全然あるし、なんかのサークルとか部活に所属したり、イベントとかに参加したりすれば、知り合いもできるから、心配することはないと思う!(ファイナンス学科)


 先輩方は思っているよりも優しいので地域連携などで年上の方にも声をかけていくといいかもしれません。(企業経営学科)


(4) DS学部は…


 DSのいいところは多くの自主ゼミがあること!友達作りのためだけでなく、スキルアップのために適していると思います。(DS学部)


 DSは、必修単位以上に取ろうとすると大体詰みます。どのくらい授業をとっても大丈夫か&仲間に支えてもらえるかを先輩に聞いておくべし。=聞ける先輩を持つべき(DS学部)


 DSは機械に詳しい人が多いので、経済の人もDSに知り合いを作っておくといいかも。自分も詳しくないのでよく聞いています。(DS学部)


3.最後に


 いかがだったでしょうか。ここでお話ししたことは全て、滋賀大生たちが実際に経験してきたことです。これから皆さんの大学生活がどのようなものになるかは分かりませんが、先輩たちの経験から少しでも学べることがあれば幸いです。


 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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